佐渡看護専門学校竣工式
本間家定例能
佐渡市長の高野宏一郎です。
7月も最後の日です。昨日までは新潟では記録的な大雨で、佐
渡からも下水道復旧支援要請がきて、助っ人を出しました。佐渡
は今回はあまり大きな災害はなくホッとしています。
今日は「島の将来を考えるフォーラム」が両津佐渡島開発セン
ター開催されました。離島振興法が来年で10年目を迎え、期限が
切れるので、昨年から準備をしていて、今年で法案の形を整えな
ければならず、今のところの進み具合を市民に報告するものです
。
会場に向かう途中で本間家能舞台で今日は定例能が開催されて
いたので立ち寄ってみました。若い子供たち(県立佐渡中等学校
)が日ごろの能の稽古の晴れの舞台で上演中で、また多くの仲間
が見学していて、佐渡の能の将来も捨てたものではないと納得し
ました。
世界農業遺産
土煙にもやがかかったような北京に到着したのは3日前でした
が、北京の郊外の奇妙なリゾート風な公園の一隅にある会議場で
連日会議は行われました。報告と発表とが交互になされ、英語と
中国語、そしてスペイン語が交錯し、日本語はまったく役に立た
ないことでくやしく、もどかしい思いをしました。
沢で開催されたCOP10(生物多様性締結国会議)のクロージング
イベントでこのGIAHS(世界重要農業遺産システム・・今は世界
農業遺産と読み替えている)に手を挙げていましたが、今回はそ
の国際フォーラムが北京で開催され、2地域がその場で自分の地
域の特色を発表することになったのです。
10日10時過ぎからの発表の場で私は、佐渡の農業は金山の影
響を受けていることそしてその歴史の中で小規模農業がどのよう
に生きてきたか、小規模であったことが、自家消費の水田には農
薬を撒く量が少なく、土地改良も遅れて、田畑の生物量が本土に
比べて多く、それが佐渡にトキが最後まで残った理由であろうこ
と、また現在も多くの伝統文化が残り、今後も生物多様性の島と
して努力したい、と締めくくりました。
スポニチロングライドと移動知事室
佐渡市長の高野宏一郎です。
月11日の東北地方大震災の影響で開催も危ぶまれましたが、各
種イベントの自粛がみんなの元気も弱め、被災地応援の力をも
削ぐことに気づいて、最近は意識してこのようなイベントを止
めないようにしています。
昨晩までの強風条件と打って変わり今日は晴天でバイク日和
でした。今年は泉田知事も100キロタイプに出場されました。昨
年は会場まで来られていたのに新型インフルが国内で発生した
ので急きょ出場を取りやめた経緯があったので、今年こそはと
意気込み、見事制限時間内で完走されました。
今回知事は移動知事室で佐渡に4日間という今までにない長期
間滞在され、佐渡の実情把握をされることになっています。明
日は石名天然杉トレッキングロードの完成式典に臨まれる予定
です。(写真は余裕で手を振る知事)
バラの香りに包まれた食事
佐渡市長の高野宏一郎です。
今日さわたボランティアネットワークが主催でビューさわた
温室ハウスで「お花見(バラ)と山野草を食べる会」の昼食会
が開催されて、私も出席しました。この施設は佐和田地区にあ
るゴミ焼却場の排熱で温泉と温室を旧佐和田町で建設したもの
託を受けたボランティアネットワークが利用促進を図っている
ものです。
園芸はお年寄りの癒しと慰めに最高ということで、このよう
な企画だけではなく、NPOは花苗の販売などや、佐和田地区の清
掃などを通じて地域に貢献しています。明日から始まるロング
ライドのために、見違えるように美しくなった海岸道路も彼ら
のおかげです。
バラの香りに包まれて地域の方々が20人ほど集まって手作り
の料理に舌鼓を打ちました。珍しいバラも多くあって、参加の
みなさんもすっかりご満悦でした。