国連生物多様性の10年・国際キックオフイベント終了

アメフド・ジョグラフ国連生物多様性条

佐渡市長の高野宏一郎です。

 17-19日の3日にわたって金沢で大規模に開催された国連生

物多様性の10年国際キックオフイベントは終了しましたが、最

後に記念フォーラムで私もパネラーとして参加しました。

 アメフド・ジョグラフ国連生物多様性条約事務局長が開会挨

拶、谷本石川県知事がプレゼンテーション、パルヴィス・クー

ハカンFAO天然資源管理・環境局土地・水資源部部長が基調講

演を行い、その後パネラーとしてマスコミで大活躍の涌井史朗

東京都市大学学長がモデレータを務め、加えて中村浩二金沢大

学教授、渡邉綱男環境省自然環境局長、アン・マクドナルドさん、

そして私でした。

 石川県の能登佐渡の地勢学的な特徴の中で今後の生物多様

性農業のあり方が論じられましたが、涌井モデレータの言われ

た「豊かさを追い求めるよりは、豊かさを深める生き方に将来

を託したい・・・」に大方の皆さんんが賛同されました。予定

時間を30分もオーバーする熱のこもったフォーラムでした。

 昨年に続いて、谷本知事の石川県を生物多様性豊かな県にす

る意気込みに圧倒し尽くされたイベントで、トップランナー

自負していた佐渡も油断できなくなってきました。