世界遺産国際シンポジューム


佐渡市長の高野宏一郎です。

 今日(17日)午後から相川で世界遺産登録に向けた国際専門家会議の主催するシンポジュームが開催されました。メインの講師は産業遺産の専門家のオグリソープ氏(スコットランド出身・産業遺産の専門家)です。今月6日に先に内定した暫定リスト入りが閣僚会議で承認され、佐渡がイコモス推薦が決定したことを受けて、国際的な専門家をお呼びして今後の対応を探るものです。

 国が決定した結果は重く、今までのこの種のシンポと違って、近い将来の世界遺産入りを前提に、議論が展開されました。一番違っていたのは「数年のうち」の世界遺産化が前提の議論で、13ある暫定登録リストの中で、どの順位になるかが、取りざたされたことです。結果は出ませんでしたが、佐渡がかなり優位であることは実感しました。