唐津市で全国離島振興協議会理事会


佐渡市長の高野宏一郎です。

 昨日(5日)唐津市で全国離島振興協議会の理事会が開催されま

した。唐津市玄界灘に面して7つの島をもっている市ですが、会

議は駅に程近い島々を望める素晴らしい景観の松林の中のホテルで

した。

 今回は特に平成23年度予算の概算要求状況で要求ベースで92%

という今までに例を見ない減額要求となっています。離島は先の尖

閣列島の中国とのトラブルにみるように、住民の住める環境づくり

が何より必要で、国の責任は重いと考えます。そこで離島振興関係

公共事業予算への緊急要望書を国に提出を決定しました。離島の事

業費予算は最盛期の平成9年度に比較して平成22年度は33%に落

ち込んでいることを考えると島々の人口の激減は当然の帰結と思え

ます。

 翌日は唐津市の7つの島のうち、松島、小川島、加唐島の3つの島

々を視察しました。特に小川島はかっては捕鯨の島でしたが最近で

イカの島で再生し、特にイカの生け作りや、生きたままの出荷が

盛んで、ネットでの販売で息を吹き返して元気でした。佐渡も漁協

が一体となるなど漁業関係者の力の結集が必要と強く感じました。

(写真は会場のホテルからの眺望:目前の島は宝くじに当たると評

判の宝当神社のある高島)