佐渡市長の高野宏一郎です。
昨日旧畑野町と旧赤泊村を結ぶ多田トンネルが開通し式
典が開催されました。全長1511Mで佐渡では3番目に
長いトンネルで着工以来9年もかかった難工事でした。当
日は小雪交じりの寒さでしたが、佐渡最大のへき地と言わ
れる松ヶ崎多田の皆さんの笑顔は忘れられません。
この後、国中方面には新年度から掘削が始まる小佐渡トン
ネルで市役所や佐渡病院への道路が確保される予定です。
しかし佐渡一周線の中には他にも危険箇所がまだまだ多く
、ここのところの公共投資の抑制は離島の佐渡には厳しい
迎え風です。
式典に参加された国会議員の秘書の方が言われた住民の
命を守るコンクリートは絶対に必要・・との言葉が地域の
お年寄りの気持ちを代表しているようでした。