議会終了と職員不祥事への対応

佐渡市長の高野宏一郎です。

 議会も昨日で終わりました。職員の不祥事で始まった議会

でしたが、6月7月の佐渡汽船乗用車片道1000円問題で、

事業そのものは大成功で、佐渡経済に多大の貢献をしたと考

えています。特に離島のフェリーの料金の高さと、ETCどこ

までも1000円が始まったことで、全国的に離島が敬遠さ

れ、景気の低迷の影響もあって、どこの離島も交流人口の減

少に悩んでいる中での事業で効果は絶大でした。

 問題は社会実験ということもあって、経費の負担の話し合

いが詰めの甘いままにここまできても合意に到らないことが

問題で、責任を感じています。議会とも話し合って一定の枠

内で交渉中です。

 さて今月3日に発覚した職員の不祥事件で、どのように対

応するのかとの質問を数多くいただきました。3日当日には

職員を集めて訓示し、本人の処罰は当然として、職員全員が

この問題をわがこととして、市民に謝罪し、責任を負う必要

があること、そのために市民ボランティアへの積極参加、服

務規律の強化など市民に見える形でお詫びの活動を起こすこ

と、また職員間で気がつきながら庇いあう悪習をえぐり出す

など、副市長を先頭に対策組織の立ち上げを指示したところ

です。今回の問題は誠に深刻な事件です、心からお詫び申し

上げます。