さようなら・隠岐の島

yumeyumehikou-05052009-08-12

佐渡市長の高野宏一郎です。

 10日、朝一番の高速船で隠岐の島の西郷港を出て米子空港に向かいました。隠岐の島町は雲が低く、昨日も伊丹からの便が視界が悪く、着陸のために、上空で40分も待たされていたようです。しかし3年前に今までの空港が1500M から2000Mに作り変えられ(平行して新しい滑走路が出来た・300戸の移転をさせて)以来欠航が極めて少なくなりました。

 私は東京へ出るべくレインボウとという浮上型高速船(ジェットフォイルの日本版)に乗り、境港に向かいましたが聞くところによると出雲空港に向かった佐渡の生徒たち20名は空港霧で着陸できないために足止めになっているとの連絡がありました(次の便は飛べたそうです)。100%近い就航率を誇った隠岐空港でも珍しいことで今年の天候は異常です。

 隠岐諸島は本土に近く、島前と名づけられた西の島、中ノ島、知夫里島の3島は一かたまりになっていて、西の島は絶景の国賀海岸、、中ノ島は町おこしで鳴らした山内町長の町です。さらに知夫里島は牛の飼育で有名です。この3島はカルデラ状に内海を持って素晴らしい景観です。

 島前から20キロ弱離れた島後は16年10月にそれまでの4つの町村が合併して隠岐の島町となりました。今回はこの島で野球大会が開催されたわけですが、この町が人口も16000人と一番大きく、空港もこの島にあって出雲空港伊丹空港を結んでいます。佐渡と同じ高速船も就航し、フェリーも七類港島根県)と境港(鳥取県)とを結ん隠岐諸島の中核の島です。