油回収船「白山」来港

佐渡市長の高野宏一郎です。

　今日20日、小木港に新潟西港に所属する大型浚渫船兼油回収「白山」が入港したので歓迎会に参加しました。忘れもしない平成9年1月にロシアのタンカーナホトカ号が座礁し、大量に流れ出た重油の被害の大きさに海環境を考えて、油流出対策の重大さから、平成14年に完成しました。
　海の日を控えて昨日は小木の沖合いで油回収訓練を行い、本日入港したものです。

　日頃は土砂の堆積する新潟西港で浚渫作業に従事していますが、一朝事あれば、日本海内であれば２４時間以内、それ以外の国内各地でも４８時間以内で駆けつけるよう準備が整えられているそうです。待ち構えた市民が見上げる大きさの「白山」の威容に見とれていました。