佐渡汽船車1000円始まる

yumeyumehikou-05052009-06-01

佐渡市長の高野宏一郎です。

 29日は臨時議会が開催されました。おもな議題は臨時経済

対策の提案で、特に佐渡汽船の乗用車般送料片道1000円

は連休後の発表と同時に全国に知られ、その反響の大きさに

驚かされましたが、なんといっても5月30日(土)から実施さ

れることに先立って議会の承認を受けるための臨時議会です

 議会は午前10時に開会されましたが、議案が委員会審議に

移ると意見百出で紛糾し最終的には深夜に及びましたがやっ

と当日中に承認されました。思い切った施策が必要だと思い

断行しましたが、議会の承認を受ける前に発表したことに対

する議会の反発は激しく、一時はもしや、と考えたときもあ

りました。

 翌朝8時30分満車のフェリーが到着し、二番目までに降りて

こられた乗用車に多くのプレゼントが贈呈されました。続い

小木港に向かい同様のセレモニーが行われましたが、北九

州からの2人連れのお客さんには驚かされました。

 県外ナンバーが気になる土日でしたが、島には1日推定700

台近くの車が増えたはずで、目だって多い他県ナンバーの車

とすれ違うたびに嬉しくなる一日でした。

 3月28日にETC1000円によって、4月には佐渡は大きな影響

をを受けました。JRが車に客を奪われて、フェリー料金の高

さで、車は佐渡には向かわず、減少傾向が止まりません。
それへの対策として、国が行う新年度補正を受けていち早く
8月までの端境期対策をとったものです。