佐渡汽船車1000円始まる
佐渡市長の高野宏一郎です。
29日は臨時議会が開催されました。おもな議題は臨時経済
対策の提案で、特に佐渡汽船の乗用車般送料片道1000円
は連休後の発表と同時に全国に知られ、その反響の大きさに
驚かされましたが、なんといっても5月30日(土)から実施さ
れることに先立って議会の承認を受けるための臨時議会です
。
議会は午前10時に開会されましたが、議案が委員会審議に
移ると意見百出で紛糾し最終的には深夜に及びましたがやっ
と当日中に承認されました。思い切った施策が必要だと思い
断行しましたが、議会の承認を受ける前に発表したことに対
する議会の反発は激しく、一時はもしや、と考えたときもあ
りました。
翌朝8時30分満車のフェリーが到着し、二番目までに降りて
こられた乗用車に多くのプレゼントが贈呈されました。続い
て小木港に向かい同様のセレモニーが行われましたが、北九
州からの2人連れのお客さんには驚かされました。
県外ナンバーが気になる土日でしたが、島には1日推定700
台近くの車が増えたはずで、目だって多い他県ナンバーの車
とすれ違うたびに嬉しくなる一日でした。
3月28日にETC1000円によって、4月には佐渡は大きな影響
をを受けました。JRが車に客を奪われて、フェリー料金の高
さで、車は佐渡には向かわず、減少傾向が止まりません。
それへの対策として、国が行う新年度補正を受けていち早く
8月までの端境期対策をとったものです。