全国離島振興対策協議会総会

佐渡市長の高野宏一郎です。

 26日(火)平成21年度全国離島振興協議会総会が鳥羽市において開催されました。当日は朝10時から三々五々全国から約100名の離島の首長が会場のエクシブ鳥羽アネックスホテルへ集まりました。

 午前中は理事会を開催、午後から総会が開催されました。今回は国会本会議開催中でしたので、来賓の国会議員の先生の参加は極めて少ないものでしたが、ありがたいことに宮腰光寛自民党離島振興委員会事務局長、山本博公明党離島振興PT(プロジェクトチーム)事務局長はじめ国会議員の秘書の方々、国土交通省、門野大臣官房審議官、岩瀬忠圧篤離島振興課長、そして野呂昭彦三重県知事をお迎えしました。

 一昨年以来離島は燃油高騰、運賃高騰に翻弄され今までの組み立てを越えて、離島の存在を問われてきていましたが、一昨年の海洋基本法の制定を見て、単に離島が辺地へき地の代表というだけではなく、離島に人が住むことの価値が正しく見直されたことを追い風に、航路は道路であることの認識を共有できましたし、予算的にも各種の航路補助を獲得できることに道が開けました。

 今回は役員改正の総会でもありましたが、平成24年度末の
改正離島振興法に向けて、全員の結束と決起を約束して終わりました。また今までの役員が再任され、互選で私が会長に再任されました。今後の2年は今までに比べ格段に困難な道ですが、全国離島のため、ひいては佐渡のために全力をあげるつもりです。