佐渡汽船航送料1000円

佐渡市長の高野宏一郎です。

 佐渡市佐渡汽船に対する支援により、高速道路の「どこまで行っても1000円」に対応する、「佐渡へ乗用車で片道1000円」発表の衝撃は全国を巡りました。

 国は景気対策のため、現在新年度補正で15.4兆円、空前の規模で国会での議論が進んでいます。その「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」による佐渡市への試算額17.6億円(全国15位、離島1位)を受けて市は国の動きにいち早く対応して「佐渡市経済対策戦略本部」を設置して若手の職員を中心に検討続け、今月29日の臨時市議会提案を目指しています。

 3月から始まった「高速道路どこまでも1000円乗り放題」のせいで、離島は総じて大きな影響(マイナス)を受けています。今年は天地人、国体、JRの新潟県の一大キャンペーン(デスティネーションキャンペーン)県の観光大交流年事業など本土側は大変な賑わいですが佐渡、粟島は、減少を続ける現状を見過ごすことが出来ません。

 本土側であふれている観光客を佐渡に呼び込むことが大切なので、2ヶ月間に限るカンフル剤としてこの企画を立て発表したものです。この後議会の承認を受け、佐渡市民の生活防衛のための施策を引き続いて打ち出し、国、県への支援も求めていくつもりです。