金銀銅

yumeyumehikou-05052009-04-26

佐渡市長の高野宏一郎です。

 4月25日に「金銀銅サミットイン佐渡」が開催されました。既に市長同士が語り合う、今までの「金銀銅サミット」は今回から「地下資源・文化を語る」として各地の担当最高責任者(たとえば博物館長など)が集まるサミットとしての存在となりました。

 石見からは仲野義文石見銀山資料館館長、別子からは井上保雄別子銅山記念館館長、佐渡の石瀬佳弘佐渡学センター所長が参加、おなじみの村上隆京都国立博物館保存修理指導室長がコーディネーターをつとめられました。

 今まで一巡したサミットと違って実務色を帯びた会となりましたので、参加者も真剣に世界遺産に向けての道筋を確認するべく「はまなすホール」は立ち見も出る超満員となりました。

 今後の島根県との問題を解決しなければないませんが、これも理解が得られるのはそんなに遠くはないと考えます。実は今回のパネラーの石見の仲野義文さんは当初の報道ではかなり文化庁の決定に唐突だと反発していたようでしたが、今回はそのようなことも無く
上相川、鶴子の遺構についてはその保存の良さに評価をそして西三川については末裔がその地にまだ住んでいることに感動したとの発言をいただきました。