新潟県市長会

佐渡市長の高野宏一郎です。

 23日(木)新潟で県の市長会が開催されて出席してきました。今

回の議題は5月に黒部で開催される北信越市長会に提出する議題を

検討する会議です。まず県単位でまとめた議題は北信越市長会でも

まれ、その後全国市長会に提出され、その後国の政策に組み入れ、

且つ来年の予算に反映してもらうよう運動を開始します。

 ところで今回、森長岡市長が全国市長会長に立候補しライバルが

今のところいないので、6月始めには全国市長会の会長となる予定

が報告されました。

 さて佐渡市の提出議題は3件でまず
1)合併団体における普通交付税の合併算定替えから、一本算定と

なる激変緩和調整機関を現行の5年から10年に延長すること。

 ですが分かりやすく説明すると合併した佐渡のような市は、10年

間は交付税を今まで通りもらえます、その後の5年で少しづつ減ら

されて1つの市としての類似の市と同じレベルの交付税額となりま

すが、佐渡のように財政力の弱いところは5年では調整機関が短す

ぎると考えています。
 最初の10年間のスリム化で(たとえば首長の人数は10人が1人に

なるなど)で財政基盤を作り、後の5年でゆっくりあるべき姿にな

るものをさらに余裕期間を延ばして欲しいというものです。次に

2)北朝鮮拉致に係る安否不明者の救出について・・・。

 これは新潟市と一緒に出しましたが曽我さんのお母さんやめぐみ

さんの救出に政府は努力をしてほしいという要望です。さらに

3)中国等における地名・地域ブランド商標登録問題について・・・
ですが、既に報じられている通り、日本各地の地名が中国で商標と

して登録され問題になっています。「佐渡」ブランドも知名度が上

がって来たせいか、既に中国では申請が行われていますが、まだ受

理されていないので、受理はされても同時に異議を唱えるつもりで

す。