乾燥で火事多発・水産フォーラム

佐渡市長の高野宏一郎です。

 12日あの満開の高田城址の桜を見学して、小木航路の一番に乗って、佐渡へ戻りました。お天気も良く乾燥が続いていたためか、12日だけで4回も火事が発生しました。その中で羽茂滝平で建物火災が発生しましたが、幸い1人軽いやけどだけで済みました。そのほかでは田んぼのあぜなどの枯れ草を焼いた火が広がったものですが日中の火は良く見えないこともあって、手に負えなくなるので気をつけなければなりません。

 この日には2009佐渡水産フォーラムが両津水産会館で開催されました。近藤基彦副大臣もお出でになって御挨拶いただきましたが、水産庁の今,旬の若手による気になる案件の説明がなされました。

 最初に水産庁漁政部、榎本雅仁企画課長による「離島漁業再生支援交付金事業について」これは離島だけに支援されていて平成17年度から平成21年度までの稲作の直接支払いに相当するものです。特に佐渡では人気が高く、全集落で利用していただいています。

また水産庁漁港漁場整備部、高吉晋吉整備課長による「漁港・漁場の整備について」でした。最近の生産力が衰えた漁場の再生を願い藻場造成などを中心とした生産力回復の提案がなされました。漁協関係者などが詰めかけ会場は一杯で、細かく質問して今までの疑念を払拭していました。