石川動物園訪問

佐渡市長の高野宏一郎です。

 6日に石見銀山大田市竹腰市長に「石見銀山との統合拡大」をお願いにうかがった後、能登に向かいました。トキの「ノリちゃん」の故郷羽咋で現地のとき保護メンバーと佐渡の保護の中心メンバートキ保護会会長の坂田金正氏、ときどき応援団会長の計良武彦氏等の交流会に参加するためです。

 前日までのニュースで最後に本土に渡った佐渡のトキのメスの1羽が福島県経由、宮城県角田市にいるというニュースで沸いている最中でした。

 今後のトキの分散飼育が迫ってくる中で、候補地として飼育準備が進み、かって能登の最後にトキの「ノリ」が佐渡へ移送され、翌年には死んだという事実がありますが、佐渡との歴史上のつながりからも能登には親近感も強く、保護活動も佐渡と連携して行われていたので、一度その地を踏んで、その方々と交流を深めたいと考えていました。

 石川動物園を訪問する前日(6日)現地の団体との交流会が開催され、村本名誉会長から佐藤春雄先生との交流や貴重なお話をゆっくりお伺いできました。翌日石川動物園を訪問して、休園中でありましたが、美馬園長に飼育環境など受け入れ体制について詳しく説明を受けました。今後はさらに民間団体など草の根交流の必要性を再確認して能登を後にしました。