観光集客の営業

佐渡市長の高野宏一郎です。

 4月3日、新任の金子晴夫産業観光部長と計良範龍観光課長、観光協会事務局加藤君と4人で東京のJTB本社、クラブツーリズム本社、スポーツニッポン新聞社を訪問し営業活動を行いました。

 JTBは言うまでも無く観光旅行のエージェントでは最大手で、昔の日本交通公社です、丸山事業部長ほか幹部の方々にお会いして今年の観光事情や、今後の送客をお願いしました。今年の佐渡は、県の大観光交流年でもあり、引き続くトキの放鳥、世界遺産天地人、国体開催など多くのイベントが予定されていて明るい一年となりそうですが、実のところ、今年の汽船の出だしはあまり芳しくなさそうです。高速道路の祝祭日1000円乗り放題も影響しているようです。

 クラブツーリズムは昨年の佐渡への観光客の最大の送り手です。赤泊ー寺泊航路の積極的な利用により新しい切り口で佐渡へ光を当てていただいています。社長からお話をお聞きしてきました。

 最後にスポーツニッポン新聞社は今年で3年目になるロングライド(5月の自転車レース)で昨年は大幅に参加者が増えて、今年の予約はさらに昨年を上回って、期待のイベントになりました。さらに来年はマラソンも企画されていて、佐渡の観光のイベント開催というジャンルの確立が出来そうです。社長は以前お若いとき、新潟に勤務されたとのこと、佐渡への特別な思い入れにお約束の時間がかなりオーバーして、汽船の最終便に間に合いませんでしたが、時にこのように営業を通じて最新の情報が仕入れられるのは貴重な体験となります。