平成20年度3月議会終了
佐渡市長の高野宏一郎です。
今月2日に始まった3月定例市議会が本日25日(水)最終日を
迎えました。一般質問もいつも3月議会に行われる代表質問(各派
の代表による年に一度の質問)も加えると22名の大人数による大
型議会でもありますので、今回は憔悴しました。
特に今回は人事院勧告による職員の勤務時間短縮について議論が
沸騰しました。職員は公務員ですので争議権が剥奪されています。
その代わりといえましょうか佐渡市についても人事院勧告に従って
待遇が決められます。佐渡市職員は新潟県の市の中では最低のラン
クの給与で、さらに今年で2年連続3%の給与カットが続いていま
すが、昨年来民間では厳しい雇用の状況で、民間給与に比べれば恵
まれでいるののでさらに人事院勧告に従うのはとんでもないという
のが議会の考えでした。
結果はこの議案をぎりぎりの14対13で認めてはいただけまし
たが、このままでは市民に対して説明が出来ません。特に賞与の中
の勤勉手当については、今までほとんど査定が及んでないので、こ
れについての批判を当然正面から受け止め、査定による差を受け止
めるのが当然だと批判されました。公務員は査定に馴れていません
が、佐渡市でも既に勤務評定の仕組みを組合に提案してあって、市
民の意見を組み込んだ支給になるのが当たり前だと考えます。
最後に今回で退任される親松副市長が挨拶に立ちました。合併後
は総務部長として、17年の4月からは副市長として大竹副市長と
二人三脚で佐渡市の合併後を支えてもらいました。思い出をしみじ
みとそしてユウモアを交えて全島の市民に話しかけてもらいました
。