秋篠宮殿下妃殿下にトキの現況の説明
佐渡市長の高野宏一郎です。
16日は冬季国体開会式典前日です。越後湯沢のニューオータニ
ホテルに秋篠宮殿下、妃殿下がお成りになるので、17時から佐渡
のトキの様子を説明申し上げることになりました。
朝から緊張して金子優市民環境部長と湯沢に向かいました。昨日
までの暖かさはうそのように、16日からは寒気が戻って、降りし
きる雪の中、湯沢に到着しました。
昨年9月25日の放鳥の日の出来事が昨日のように思い起こされ
ますが、秋篠宮両殿下へは知事の後でトキの佐渡での定着状況を説
明申し上げました。当初予想された小佐渡東部に定着することが期
待されていたものの、実際は小佐渡南部や中には新潟にまで羽を伸
ばした個体があったこと、そして新潟の1羽は今十日町市にいるこ
と、放鳥後多くの見物者が佐渡を訪れ、島民の環境に対する機運が
が盛り上がったこと。そして昨年の「トキと暮らす郷認証米」が大
人気で、今年は倍増の見込みであること等々でしたが、両殿下は短
い時間でしたが、楽しそうにお聞き届けいただきました。
魚沼はこの後の大雪を予想させて、明日の開会式には冬の国体に
ふさわしい光景が見られるでしょう。この雪を運んだ日本海の風は
越佐海峡を大時化に変え、最終便のフェリーも欠航、新潟で飲むこ
とにしました。