佐渡和牛改良組合懇談会

佐渡市長の高野宏一郎です。

 3日JA佐渡新穂支店で佐渡和牛改良組合懇談会が開催されました。懇談会の内容は「今後の佐渡和牛の振興」についてで佐渡市も含めて各関係機関が意見や発表を行いました。

 佐渡は「佐渡牛」で有名ですが最近では飼育頭数が伸び悩んでいます。しかし手厚い助成ももあって、特に肉用牛はこの数年上昇に転じて明るい方向が見え始めました。特に離島の1次産業として畜産業は他の離島でも同じですが、極めて重要な産業の一つです。

 今回は珍しく議長も参加して熱心に聞き入っていましたし、今後の畜産の振興に熱弁を振るって、生産者を励ましていました。

 昨年からの佐渡米の成功から、消費者は有機栽培を好むことの実感から有機肥料に対するニーズが畜産農家を刺激していることもあるようです。現在のデータでは乳用牛が473頭、肉用牛が515頭と1000頭を切っていますが、放牧場の統合整備などを通じて飼育環境をを整備して頭数増につなぐつもりです。