新年の御挨拶

佐渡市長の高野宏一郎です。

 皆様明けましてお目でとうございます。年末は大時化に見舞われ

、折角大量に定置に入ったブリが汽船の欠航続きで築地の年内開設

に時間に間に合わず、価格が思うように取れなかったことが残念で

したが、年明けは穏やかで、心配されたトキの餌場にはまだ雪で覆

われていないのがうれしい事です。

 佐渡にいる7羽のトキは落ち着いて餌が取れているようですし、

羽茂のトキはメス同士ですが、群れをつくり始めたようで一安心で

す。心配なのは、餌が少ないせいでしょうか、一昨日には見附から

長岡で目撃されたという本土へ渡った一羽の行方です。これから豪

雪となる新潟で生き延びることが出来るかが問題です。

 今日(6日)は総務部長、企画財政部長とともに県庁の知事年賀

面識会で知事にお会いしました。世界遺産登録の問題、トキの今後

羽田空港枠の取得のためのアクション、空港2000M 化への

道筋、佐渡病院建設への問題解決などなど、県の支援が必要な案件

佐渡には山積です。知事はお元気そうで、今年一年のご活躍が期

待されます。

 そのほか今日は国の関係出先や県庁のお世話になっている皆さん

にも新年の御挨拶を申し上げ、今年の仕事が始まりました。佐渡

は明るい話題が多いと皆さんからエールをおくられましたが、景気

低迷を吹き飛ばす勢いで頑張ります。ご支援をお願い申し上げます