12月議会一般質問

佐渡市長の高野宏一郎です。

 長いと思った一般質問の5日間も今日12日で終わりました。やはり質問の中で多いのは空港問題、地産池消、バス路線の見直しですが、今回特にきつかったのは、市職員に対する厳しい目でした。リストラが求められていて、4年間に222名の減少では生ぬるいとの追求でし。また一般質問で立ち往生する課長たちに対する勉強不足は確かに目には余りますが、今回の個人の名前を挙げての攻撃や非難には少々行き過ぎたものがあるように感じました。これも景況の悪化がそうさせるのでしょうか。

 またこのごろ特定の地域に対する非難の応酬も行き過ぎの感が拭えません。確か結果を見れば誤解を招くこともあるかもしれません。しかし意図してそのように誘導しているかに思える攻撃は抵抗できない職員に対する単なるいじめとも思えます。事実の指摘は当然認めなければなりませんが、合併して既に5年、出来たらお互いに正々堂々と議論できる議会の雰囲気作りがあればと考えます。

 それにしても執行部側の問題も山積しています。今回指摘された真野の肉用牛の契約書については言い訳は出来ません。。
 これは真野地区の組合がかっての有利な真野地区の契約書を合併後も真野地区だけに適用させるように強く要求し、佐渡市の担当がついにその要求を受け入れ、その事実を公に出来なくて追い詰められていったその職員を守れなかったこと、そのことに起因する損害と、不足金の処理を恣意的に処理したことで、約50万円の損害を佐渡市に負わせたものでした。最後に私(市長)は謝罪し、自ら処分を行うことをお約束いたしました。