寒ブリ祭り

佐渡市長の高野宏一郎です。

 昨日(7日)鷲崎漁港で第13回佐渡海府寒ブリ大漁まつりが開
催されました。すっかり冬のイベントとして定着していますが、何
しろ冬の入り口でブリ起こし(時化)のシーズンですから・今まで
も大変なお天気の時がありました。またお天気がよければブリが入
らない・・・など難しい条件をクリアしなければなりません。

 「おやじの船」の音楽にあわせて大漁旗を挙げた船が入ってきて
、ブリが陸揚げされました。今年はまだ本格的な時化が無いのでど
うも小型で、と本田義則内海府漁協組合長はぼやいていました。今
年は前日のお天気と打って変わった好天気で、近藤基彦農水副大臣
の御挨拶をいただいて、大賑わいでした。

 メディアも多数訪れていましたが取材を受けて感じたことは、佐
渡は島外から見るとすっかり環境の島のイメージに包まれています
。農業の成功に続いて今年は漁業と佐渡を結びつけ、品質に見合う
海産物の評価を得ることで、漁業所得を増やし、後継者の獲得へと
つなげていかなければなりません。行政と行動をともにするため、
9つの漁協体制の問題点も今後議論が必要です。

 帰ってみたら、FAXで、トキのNO.3は発見できず・・の連絡があ
りました。一体どこをねぐらにしているのでしょう。今日(8日)
から議会の一般質問です。