アイランダー2008開催

佐渡市長の高野宏一郎です。

 佐渡のお天気とは打って変わって、東京は快晴です。典型的な西高東低の気象配置はこれから始まる冬の季節風に悩まされる佐渡の序章です。

 先にもお知らせしましたが、池袋サンシャインで「アイランダー2008」が22−23日の二日間にわたって開催されました。主催は国土交通省日本離島センターですが、離島にとって、海を隔てるハンディーを克服して交流が極めて大切ですので、このような交流促進が大きなテーマです。

 年に一度全国の島が集うこのイベントで各島の自然、文化、生活もすべて出し合って盛り上げることになっています。今年は特に参加も多く、154島の参加がありました。佐渡も他の島に比べて最大級の売り場を確保し、毎年同じように在京の「若波会」からは民謡の出演していただいて、大喝采でした。東京佐渡人会の皆さんはじめ、佐渡ファンに囲まれた2日間でした。

 ただ新潟県からは粟島が時化のため、欠航が続き、初日は間に合いませんでした。離島の悲哀が身にしみます。昨年欠航で参加できなかった小笠原はIターンの数も多いようで活気がありました。

 23日には漫画「釣りバカ日誌」の北見けんいちさんが、与論島に別荘で毎年のように島生活を楽しんでいることから、スペシャルゲスト・トークをお願いして、優雅な島暮らしをお話しいただきました。新発足の観光庁の長官や昨年まで佐渡市の産業観光部長だった、川島観光庁観光資源課長補佐など、顔見知りの方々が訪れていただきましたし、国交省の離島振興課へ出向の鶴間君もこまめに動いてくれました。