市議会臨時会

佐渡市長の高野宏一郎です。

 19日、市議会臨時会が開催されます。今回の一番の提案議題はなんと言っても経済対策です。補正予算の追加で5億9000万円を追加して、予算総額を454億3000万円とするものです。

 国は今回「安心実現のための緊急総合対策」で佐渡市に3000万円の交付金の支給を行います。それを受けて佐渡市ではプレミアム付の市内共通商品券発行に1000万円支出(この1000万円に1億円を加えて、計1億1000万円を1億円で販売して、市内の商店でお得に買い物が出来るようにするもので、市民の生活支援と消費で景気の後押しを狙ったものです)。

 また佐渡汽船の運賃の補助を行います(人間、貨物共)。また漁船の燃料補助や、施設園芸の燃料補助、多くの公共投資の前倒しや、中小企業の資金繰り対策に信用保証料の一部助成、生活保護世帯や65歳以上の市民税非課税世帯等への灯油代助成など盛りだくさんです。

 先日から、追加経済対策の一人当たり12000円の定額給付金の所得制限を巡って、仲間の首長からしきりに問い合わせが入ってきます。佐渡については1800万円の所得制限の対象者はおそらく100人もいないので、他の自治体と同じく、制限をすることはあまり意味がないと考えています。

 それより国では今後追加補正で2次経済対策を行うとしていますが17日の党首会談が不調に終わったことから、混沌とした状況になってきました。