臨時議会と佐渡商標について

佐渡市長の高野宏一郎です。

 底知れぬ金融パニックが全世界に広がってきている不安を感じるこのごろです。佐渡も今は都会の景気不景気はすぐに地方にも伝わってきて、佐渡も例外ではありません。今日(19日)の臨時議会もそのために開かれたのです。

 今回はかなり厳しい議論が展開されました。燃料の高騰による景気の低迷を支える施策は議員の方々の夫々の思惑もあってか、非難のほうが多かったような気がします。対策が生ぬるいと感じられる方々が多いからだと思いますが、燃料高騰の被害は全島民に及んでいるので、それを全部支えようとすると、佐渡の財政がパンクするので、そしてどうしても不公平さは付きまとうので、やむを得ない妥協案としての提案でしたが・・・。

 ところで、ある人から中国で商標登録で「佐渡」「佐渡島」の2つが申請されていると、連絡がありました。早速調べるとありました。油断もすきもありませんが、幸いなことにまだ申請されたばかりで公告がされていませんでした。

 監視を続けて、公告され次第異議申し立てする必要があります。このようなことが起きないように国にも対応をお願いしましたが、今のところ無理なようで、来年日中特許庁官交渉がある予定で、そのときこの問題が提起されるそうです。しばらくチェックを頻繁にして、対応せざるを得ないようです。