忘れるな拉致・11.15県民集会

佐渡市長の高野宏一郎です。

 「忘れるな拉致・11.15県民集会」がユニゾンプラザで開催されました。31年前の11月15日、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから31年が経ちました。

 言い知れない怒りを込めたこの大会に佐渡からも9人が参加しましたが、毎年、少しも前進しない交渉の過程に怒りが頂点に達し、さりとて解決への糸口さえ見えない現況を考えると、むなしさも漂う大会でした。

 泉田知事、篠田新潟市長に続いて横田ご夫妻、大澤さんのお兄さん、長岡の中村三奈子さんのお母さんたちの演壇での悲痛な訴えに、今後もこの悲劇を訴え続ける必要性を強く印象付けて終わりました。

 最後に横田早紀江さんの作詞でシンガーソングライターの岩淵まことさんの作曲で、岩淵さんが夫妻で歌い、そのあと参加者も声を合わせて、めぐみさんの思い出をうたった「コスモスのように」を合唱して涙を流しました。