全国離島百景募集会議
佐渡市長の高野宏一郎です。
今回「島の宝100景」第1回選定委員会が開催されました。趣旨は全国の離島を元気付けるために、島の魅力を大いに知らしめようということです。このような類は山ほどある中で、コンセプトを明快にするために、「島の暮らしや人々の営みがわ
かり、島の宝として次世代に引き継いでいきたい、活かしていきたい景観」を対象にして、本土周辺360島、小笠原4島、奄美8島、沖縄49島 有人離島計421島を対象とするものです。
委員の皆さんは(敬称略)
海津ゆりえ 文教大国際学部准教授、NPO 日本エコツーリズム協会理事(欠席)
加藤庸二 国内すべての島を撮ったといわれる写真家
神埼宣武 民俗学者(師は宮本常一)旅の文化研究所所長
北見けんいち 漫画家、「釣りバカ日誌」与論島に別荘
斉藤滋 クラブツーリズム販促部顧問
斎藤潤 元「るるぶ情報版」編集長
の皆さんと私です。次回からの実施スケジュールは
・10下旬〜平成21、1月中旬募集
・3月末公表となります。
国土交通省の肝いりで行う事業ですが、単なる観光写真では終わらない島のメッセージが必要との意見が強く出ました
このような議論の中で、佐渡の持つ存在の大きさを実感します。特に文化、伝統、芸能、自然など他の島々を圧倒するその厚みはわれわれ島民の自覚実感を超えた評価が与えられていると感じます。また今回、著名な委員の皆さんとお会いし議論できて多くの示唆を受けました。今後の展開が期待されます。