気仙沼大島へ
佐渡市長の高野宏一郎です。
昨日から準備をしていた全国離島振興協議会の仲田部長と今
島が今回の災害で大変な被害を受けています。やっと航路が回
復したとの知らせを受けて、慰問視察を計画しました。
被害の激しさは報道されているとおりです。打ち上げられて
いる瓦礫の中はまだ被害者の捜索もままならず、異様な雰囲気
で市内を覆う粉じんと臭気にみなマスクを着け、無言で作業を
続けています。
壊された臨時岸壁のはずれから臨時船はあふれる人々を載せ
て大島に向かいます。20分で島につきましたが7年前に来た時の
面影はなく、集落は瓦礫の下でした。しかし島らしいコミュニ
ティの健全さからか、本土市内の悲惨さとはやや異なり、人的
被害は思ったほどでなくホッとしました。
出発前には市長に見舞金をお渡しし、離島への配慮を特にお
願いしました。津波の市内への影響を沖合の大島がさえぎって
くれたことなどの事実をお聞きし、たまたま佐渡の南ロータリ
粟島の避難者受け入れの様子を説明させてもらいました。
(気仙沼市長に全国離島振興協議会からのお見舞金を)