第2回新保川流域懇談会

yumeyumehikou-05052011-02-20

佐渡市長の高野宏一郎です。

 18日金井地区の新保川流域懇談会が金井コミュニティーセンターで開催されました。これは国のダム見直し作業に絡む「新潟県ダム事業検証検討委員会」(第2回)を受けてこの懇談会が利水者、住民代表、市長、県などの意見を聞くこととなっていて、今回意見を述べる機会を与えられたものです。

 現在の新保川ダムは昭和48年に完成した治水ダムですが、佐渡は水が少なく、現在でも金井地区の水道水用に取水が続けられており、今後の需要増を見込んだかさ上げの計画が、見直しの検証にかかっているものです。

 今回地元の農業者はじめ多くの住民参加者を背に土地改良関係者や関係区長や我々市長はじめ市の担当が委員として、新保川ダムのかさ上げ推進を訴えました。通常はダム建設が環境に負荷をかけることが問題視されますが、佐渡の場合は河川の水量不足で毎年川魚が死ぬなど、流水の正常な量が確保されない状況で、本土とは異なる環境であることを声を荒げて訴え、見直し撤回を強く訴えました。