落ちたすずめの雛


佐渡市長の高野宏一郎です。

 新たに佐渡トキ保護センターに赴任された長田啓さんが市役所を表敬訪問されました。先のテンによる被害の後を受けて笹渕保護官についで環境省から派遣されました。

 話題の中で、鳥の多い佐渡は春は雛が巣から落ちる事故が多く、自分の家でも巣立ち失敗の雛を今までも収容しているのでそのことを話題にすると、巣から落ちた個体は人手で助けてはいけないとの事でした。

 さて今日は明るいうちに帰宅できたので、芝に肥料をやっていると早速巣から落ちた丸裸のすずめの雛が芝に落ちていました。目もまだ開いてなくて、このままではすぐ野良猫やムジナに襲われるので、ティッシュに包んでホッカイロを下に敷いてしばらくすると、やっと鳴き始めました。

 自宅の瓦屋根の隙間の巣に戻すわけにも行かないのでしばらく餌をやって、飛べるようになるまで見守ろうと思いますが、いつものように余り雛に愛情を注ぐと愛犬サラがやきもちを焼いてうるさいのが問題です。