米粉工場完成

佐渡市長の高野宏一郎です。

　国仲平野のほとんどは田植えが終わりました。田植え後の稚苗はまだ寒い風に吹かれて頼りない様子ですが、もうすぐいきおい良く伸び始めます。昨日残念ながら羽茂の2つがい目のトキの巣がからすに襲われてしまいました。自然の厳しさです。

　今日10時からJA佐渡の米粉工場が稼動始めました。昨年佐渡市では地産地消条例を制定して、島内の産品を島内で消費する運動を進めていますが、米消費のために米粉をパンや麺に加工できるように対応を考えています。とりあえず佐渡市の小中学校の給食のパンは全部佐渡産でまかなうようにします。特に給食は全部トキ認証米で製造します。もちろんご飯の給食も全部認証米です。次世代を背負う子どもたちにはおいしくて安心できる食事で育てたいと考えます。