オペラ「夕鶴」
佐渡市長の高野宏一郎です。
昨日、オペラ「夕鶴」がアミューズで上演されました。佐
渡北片辺の民話「鶴の恩返し」を木下順二が核に「夕鶴」と
して書き下ろし、檀伊玖磨が作曲したもので、一昨年6月に
初めて佐渡で上演されました。そのときも今回と同じソプラ
ノ歌手家田紀子さんの主演で好評を博しましたが、今回は新
潟大学の学生のフルオーケストラでアミューズ大ホールは佐
渡では普通では体験できないオペラの魅力につつまれました
。素晴らしかったのは島内の20人の小中学生が特別参加して
わらべ役を演じて歌ったことです。
がありますが、純和製ではないので、日本発のオペラで世界
に誇れるものは「夕鶴」、ということで、佐渡の民話をベー
スに、それが原話の地で上演される今回の試みは画期的なも
のと言えましょう。また衣装はコシノジュンコさんが担当し
て一層舞台の雰囲気を盛り上げていました。
終演後、関係者で祝賀会が開かれましたが、島外からの追
っかけも100人近くが参加され、家田紀子さんの人気のほど
がうかがわれます。最後は参加された家田さんのお知り合い
のあるダンサーのリードで、総立ちで踊り出して楽しい祝賀
会となりました。