北信越市長会

佐渡市長の高野宏一郎です。

 5月14−15日と黒部市北信越市長会が開催されました。各市から持ち寄った懸案事項を3ジャンルに分けて検討して6月に開催される全国市長会に提案するもので、国の来年度予算に反映させるものです。

 佐渡市からは国に
1)合併後特例で優遇される年限が残り少ないが、特に離島ということもあって、優遇年限を延ばすこと。
2)拉致問題について事件の全容解明に最大限の努力をすること。
3)中国で佐渡の名称が商標登録申請されているが、国が責任を持 って対応すること

この三つを提案して承認されました。なお次回の155回総会は佐渡市に誘致が成功して、10月15−16日に相川で開催が決定しました。(前回は平成14年5月に両津で開催)

 ところで北信越市長会に先立って拉致問題3市長会議が開催されました。今回の議題は帰国後5年目を迎える来年3月で被害者への支援金が打ち切られるので、それが問題となっています。

 小浜市の地村さん、柏崎市の蓮池さん、そして佐渡市の曽我さん家族と立場が異なるので、家族支援の方法も変わらざるを得ないように思います。他の家族は家族全員の帰国を果たしましたが、曽我さんは外国籍のジェンキンズさん、行方不明のミヨシさん問題を抱えています。充分な議論の後、早急に要望を取りまとめることになりました。