にいがた緑の百年物語植樹祭

 佐渡市長の高野宏一郎です。

 21日新潟緑の百年物語第36回佐渡地方植樹祭が開催されました。百年かけて国土を緑にしようという壮大なプロジェクトですが、特に各地域の中学校にある緑の少年団の活躍が目覚しく、特に今年トキの放鳥が行われたこともあって、営巣地を確保する必要性から、この運動は続けなければなりません。

 セレモニーは畑野農村環境改善センターで行われましたが、その後小倉ダムの植樹会場へ場所を移して46本の山桜の植えられました。緑の少年団の皆さんも一生懸命でしたが、いつかこの木々が成木となり、小鳥を、生き物を育む時代が来ることを夢見ながら水をやりました。

 ところで木といえば最近の報道にあるように大佐渡北部の尾根伝いに広がる杉の自然林があります。新潟大学の演習林が大部分ですが、今年から原則入山制限を行い、2000名の数を限り、ガイドなしには山に入れないこととしています。

 8月に開催された洞爺湖サミットのダイニング会場に飾ってあった、あれといえば分かる有名な写真で、金剛杉と名づけられている巨大杉です。他にも数万本あるといわれ、後ほど説明の機会があると思われますが、ご期待ください。