世界重要農業資産


佐渡市長の高野宏一郎です。

 昨日(29日)金井コミセン(コミュニティーセンター)で「生物

多様性と農業を考える」フォーラムが開催されました。これは佐渡

市が昨年末に国連へGIAHS(世界重要農業資産)申請について、市

民に理解をもとめるフォーラムです。

 耳慣れない言葉ですので分かりやすく説明をお願いしたのが国連

大学サステナビリティと平和研究所・シニアプログラムアドバイザ

ー永田明氏と農林水産省北陸農政局資源課長中河原正英氏の講演で

した。

 佐渡市は既に佐渡金山を世界遺産申請の手続きを進めていますが

世界遺産が主に金銀鉱山を対象にしているのに対し、歴史的価値

が認められる佐渡の農業、特にトキの生命を支えて来て、金山の歴

史と極めて関係の深い佐渡の小規模農業とその活動に脚光を当てる

べく、国内では最初の試みとして申請するものです。(能登も申請

した)