拉致問題を考える自治体フォーラム

yumeyumehikou-05052010-11-23

佐渡市長の高野宏一郎です。

 昨日(23日)拉致問題を考える自治体フォーラムが川口市において開催され佐渡救う会のメンバーと出席しました。昨年から北朝鮮に拉致され金賢姫に日本語を教えた田口八重子さんの出身地の川口市長が昨年から提唱して始まったものです。

 田口さんのお兄さん(飯塚繁雄氏)が拉致被害者家族連絡会の会長を横田滋さんから引き継いで居られ、今日もお話をいただきました。また事務局長の増元照明さんも演台に立たれました。田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは1歳の時に別れてまだ見ぬ母について切々と訴えました。

 その後会田洋柏崎市長、松崎晃治小浜市長、岡村幸四郎川口市長そして私とで夫々の地域の拉致被害者の現状や今後の対応について述べ、最後に西岡力東京基督教大学教授が北朝鮮の現状と被害者取り戻しのための方策などについて取りまとめていただきました。

 終わって帰途につきましたが、今日北朝鮮が韓国の国境の離島を砲撃した事実が新幹線のニュース掲示で流れました。無法の国の横暴を抑える手立てを持たない悔しさでいっぱいです。