渡邉教育長退任

yumeyumehikou-05052010-05-23

佐渡市長の高野宏一郎です。

 このたび渡邉剛忠教育長が退任されることになり送別の

宴が開催されました。渡邉教育長は昭和39年3月に新潟大

教育学部を卒業され県立佐渡高校校長を最後に永く教職

畑を歩まれ、その経験からお願いして平成18年から佐渡市

の2代目の教育長に就任していただきました。

 教育長として渡邉さんは誠実に児童・生徒の心を大切に

し「学力・体力の向上」。「佐渡学」の確立や世界遺産

登録に向けて。県と協力してその道筋を確かなものにされ

ました。また準備が進むジオパークの進捗にご自分の深い

知識を存分に活用され、現在進捗状況は著しいものがあり

ます。

 また特筆すべきは学校統合に当たって教育的見地から学

校のあるべき姿について直接地域に入って議論を戦わせ、

難しい調整に粘り強く理解を進める手法は本当に頭の下が

る思いでした。時として対立する地域との話し合いに毎晩

のように現場に出られて居られる姿がまぶたに残っていま

す。

 在職中は激務が続く中でかなわなかった奥様孝行を充分

なされますようにお祈りしています。本当にご苦労様でし

た。